AIレセプト業務効率化システム「Reze」導入でDX推進と業務改革を実現

医療法人 永井病院
まとめ
課題
- レセプト業務が属人化しており、管理や対応に手間がかかっていた
- 返戻・査定対応や症状詳記の作成が大きな負担になっていた
- 月末月初に業務が集中し、安定して回せる体制づくりが課題だった
決め手
- 当院の課題を起点に、一緒に形にしてきたサービスであったこと
- 現場ヒアリングを重ね、実際の業務フローに沿って改善を続けてくれたこと
- 試作から実装までのスピードが早く、継続的な進化が期待できたこと
効果
- 返戻・査定対応の管理がスムーズに
- 症状詳記や点検業務の負担が軽減
- 業務の見通しが立ち、チームで安定して回せる体制に
- 働きやすい環境づくりにもつながった
1. 導入検討のきっかけ
当院ではこれまで、レセプト業務が長年「属人的な運用」によって支えられてきました。特に月末月初は、請求処理・返戻対応・症状詳記の確認などが集中し、スタッフの業務負荷が非常に高くなる状況が続いていました。
業務フローは手作業が多く、チェックや対応状況の管理もExcelや紙ベースに依存していたため、ミスや対応漏れが発生するリスクが常にありました。また、症状詳記の作成にも多くの時間を要しており、現場にとって負担の大きい業務となっていました。
こうした課題は、単なる業務効率の問題ではなく、持続的な病院経営を支えるための構造的な課題であると認識していました。
そのため当院では、レセプト業務をデータとテクノロジーで再設計する「DXの取り組み」の一環として、業務の可視化・標準化・自動化を進める必要性を強く感じ、検討を開始しました。
2. 導入の決め手
Rezeは、当院が抱えていたレセプト業務の課題を共有したことをきっかけに生まれました。
返戻・査定対応の煩雑さ、症状詳記作成の負担、算定漏れへの不安など、日々の実務の中で感じていた課題をmutex社に共有したことが出発点でした。
mutex社は単なるサービス提供ではなく、現場へのヒアリングを重ねながら、実際の業務フローに即した形で機能を設計・改善していきました。要望に対する開発スピードも速く、試作・修正・実装までのサイクルが短いことが印象的でした。
当初は、開発側と現場側の間に一定の距離があり、エンジニアリングの都合が先行する場面もありました。しかし、現場が抱える制約やスケジュール感を率直にお伝えし、議論を重ねていく中で、mutex社が現場の重要性を深く理解し、開発の進め方そのものを現場に寄り添った形へと変わっていきました。
その結果、いまでは多忙な医療現場のリズムに合わせた双方向のコミュニケーションが確立され、試作・検証・改善のサイクルが実務に即した形で回るようになっています。単なるスピードではなく、現場を尊重した"質の高い反復"が行われている点に強い信頼を感じています。
こうしたプロセスを経て、Rezeは当院の業務に合わせて形を変えながら進化してきました。
3. 導入効果・導入工数
Rezeを導入してまず感じたのは、返戻・査定対応の管理が楽になったことです。これまでExcelで行っていた進捗管理がReze上で完結するようになり、担当の割り振りや状況確認がスムーズになりました。
AIレセプトチェック機能についても、自由テキストでチェック条件を設定できるため、現場に合わせたカスタマイズがしやすくなりました。設定変更にかかる手間が減り、運用しながら改善を重ねられるようになりました。